冷蔵庫に関してあまり意識はされないところだと思いますが、その意識がない分、いざという時に「やっちまった」ということが無いように、確認するべきポイントを押さえておきましょう。
間取り図で「冷蔵庫置き場」はどこか?
間取り図で冷蔵庫置き場というのは、基本キッチンにあって、四角い点線で囲まれている部分となっています。場合によっては「冷」という文字が記載されてあったり、全く点線すらもない場合があります。
冷蔵庫置き場の記載あり | 冷蔵庫置き場の記載なし |
![]() |
![]() |
冷蔵庫置き場が明示的に記載されていない物件は、「この辺に冷蔵庫を置こう」と思っても、近くに電源コンセントが無い場合もありますので内見時には注意しておく必要があります。
既に持っている、または購入予定の冷蔵庫で注意すること
冷蔵庫を既に持っている、または購入予定であれば、冷蔵庫置き場で注意する点が一つだけあります。 それは、「冷蔵庫が左開きか、右開きか」ということです。 ↓ビックカメラ.comより 中には両開きできたり観音開きの冷蔵庫があるのですが、そうでない場合は左開きか右開きかのどちらかとなりますが、冷蔵庫置き場が壁に接している場合、使いにくくなる場合があるのです。
例えば冷蔵庫置き場の左側が全面的に壁だった場合、右開きの冷蔵庫だといちいち冷蔵庫の中に入らなくてはならなくなり、使いにくくなるということがあるからです。
冷蔵庫の置き方
冷蔵庫は中のものを冷やす代わりに暖かい空気を外に出すということを行うため、冷蔵庫の背面や上部は暖かい空気を排出できるようにしておく必要があります。すなわち、壁にぴったりと冷蔵庫をつけてはいけないのです。
冷蔵庫の電気量等を考えるなら、冷蔵庫の背面を壁とは放して設置し、上部に物を置かないほうが良いでしょう。 なお、一人暮らし用の2ドアタイプの冷蔵庫は、上部に電子レンジを置けるようになっているものが多いですので、そういうものは指示通り電子レンジを置くのは問題ありません。